図書館帰りのモスバーガーと言う至福。
図書館に行き、最初に雑誌コーナー。
ダイエットメニュー関連の料理雑誌から、大好きな散歩の達人やPRESIDENTを読む。
一通り楽しんでから、久々に児童書を読もうかな、と思ったけど、端から端までコーナーを歩く。
そして、気づく。自分の興味関心が変わったな、と。
私は小学生の時からとにかく図書館が好きで、行きまくっていた。高校の時も学校をサボって図書館に入り浸っていた。悪い子なのか勉強熱心なのか、よく分からない。
小学生の頃は、とにかく魔女系の本が好きだった。これは、今も好き。ハウルの原作者ダイアナ・ウィン・ジョーンズの本は今も本当に本当に好き。まだ全部読めてないから、まだまだ読みたい。ミヒャエル・エンデももちろん好き。ファンタジー大好きだった。
中学の時は太宰治。芥川も好きだった。国語の教科書に載るような話が好きで、道徳の授業の本も好きだった。
高校生になって、図書室でアルジャーノンに花束を、を読んでから一気にダニエル・キイスにはまる。その繋がりからトリイヘイデンも読破、この辺りから、精神的なもの、病気や障害についても興味関心を持つ。その流れで、元々親に対していろんな思いがあった私は、家族関連の本を読んでいるうちに加藤諦三(心理学者)の本で衝撃を受け、そこからは社会病理や心理学コーナーもたくさん読むようになった。
話が長くなったけど、そんなわけで私の興味関心はそこで繋がったまま、主に社会病理に関心があったのもあり転職をしてたくさんの人と関わってきた。
仕事なのか、好きだからなのか、の線引きが分からない感じで読書をしていた、けど。
今日、歩いていて、前より興味がわかないな、と思った。家族の本も。家族のことは、ずっと癒えなかったことだ。
それで思うのは、私は、ハノジと暮らしてからもしかしたら安定したのかもしれない、と言うこと。
あと、前職を経て、私自身が満たされ、成長したのかもしれない、と言うこと。
つまり、必要なくなったから求めなくなったのかもしれない。
今日は、ピンと来る本がそこまで思い付かず(ダイエットしてるから食べ物はなるべく見ないようにしたし)、写真の本(大事なことがはっきりするささやかな瞬間)を借りたわけだけど、これは面白そう。
やっぱり今は「生き方」的なものに惹かれるんだろうな。そりゃそうだよね。
あと、手軽に読めそうな小説も借りたくて、適当に眺めていて、大好きな瀬尾まいこさんを1冊借りてきた。
ハノジとの生活、どうなっちゃうのかと思ったけど、1人で子どもを養っていたプレッシャーとは違い(プレッシャーだなんて思ってなかったけど)、仕事がすぐ決まらなくても家賃の心配がない、とか、守られている感じって、すごいな、と思う。
私はもう、戦わなくてもいいのかもしれない。って、なんか、思った。
余計な心配をせずに、私は自分を生かすことを考えることに邁進していいのだ。
やりたいことはすぐに思い付かなくても、形に出来なくても、日々を過ごせている今がある。
とりあえず今週は仲良し同僚2人と焼き肉食べ放題がある!←
ジリジリと心を燃やさなくなったら、コロコロ丸くなっちゃうのかなー。
でもね、なんか、私の興味関心が変わったのかも、と思ったとき、ちょっと嬉しかった。
さー、家に帰ろう~。