大切なこと、と言う記事を書いたばかりだが。
価値観というのは難しい。
私とハノジは、大事にする根本的な部分が食い違うので、はぁ?となりがち。
引っ越しなので、片付け関連で多発する「何を重点に決めているか」の違い。
ハノジは、物に対して「使える状態のものか否か」を基準にするので、壊れていなければ、または、使えそうな可能性があるならば、貰うし、拾うし←、とっとく人。
私は、「自分が持っていたいか否か」を基準にするので、新品だろうが、昨日買った物であろうが、気に入らなければ捨てる。
先日、まるが要るかも、と言ってたものを持っていったら、設置してみて「ごめん、やっぱイメージ違うし要らない」と言われ、持ち帰ったものがある。
それをハノジが見つけたので、ことの次第を話したら「使える場所がなかったからでしょ」と、私の言葉を訂正してきたので「いや、使える場所はあるけど、要らないってことだよ」と訂正返しをしたが、なかなか伝わらず「まるも私と同じで、例え使えても必要ないと思ったら要らないの」と言って、ようやく意味は通じたが、納得はしてない様子。
結局、それはハノジが持ち帰った(つまり、私の住まいに戻ったことになる)。
そう、理解はする。でも、腑に落ちない。納得はできない。私もそう。
ハノジが物に囲まれていたい人なのは分かる。それが落ち着くのなら、そうしていてあげたい。
何十年使わないとしても、とっときたいならとっといてもいい、と言ってあげたい。
でも。でも。でも。いらなくねー!?って、心は思ってしまう。笑
世間の基準なんて考えても意味ないことは分かるが、敢えて書く。
多分、問答無用でバンバン捨てる私も、ちょっと基準からずれてる。
ハノジも、ゴミ屋敷まではいかないものの、もの多すぎの人なので基準からずれてる。
お互いが近づくには、結構な距離がある。
どうしたもんかなぁ。片方に振り切るのは難しい。やっぱり、ほぼ使わないものは段ボールに詰めて、どこかに置いておく、というのが一番得策な気はしてる。
ハノジは、自分のことを「物を大事にしている」と言う。まぁ、確かにそうだとは思う。
でも、私は基準が「物」じゃなくて「空間」なのかもしれない。物がない状態とか、気に入ってるものだけが視界に入る状態。
私にとっての住まいの環境は、「今の私」基準。過去に気に入ってたものとか、今後使うかもしれないものは、今現在必要じゃないから、なくて良い。
ハノジは、違うんだよね。壊れたスクーターも思い出があるからいつか直そうと思ってとっといてるし、空き段ボールやその他諸々は、いつか使うかもしれないから、とっときたいんだよね。
分かるし、ハノジが変なことを言ってるわけじゃない。
でも、私はそうじゃない。
私はそうじゃない。
(2回言った)
「いつか」なんて言ってたら、そんな日こねーよ!と言いたいが、絶対喧嘩になるから言わない。
来るか来ないかわからん「いつか」のために、狭っ苦しい家に住みたくない!と言いたいが、じゃあ来なくていいと言われそうだから言わない。
どう折り合いつけるか。
本当は、パキッと部屋を分けちゃえば良いけど、なんたって私があとから入るから、そうもいかない。最悪分けたとしても、共有部分に大量に物があぶれる。
当面は、「私は居候」ってブツブツ呟きながら頑張るか…
捨てないにしても、整頓したらもう少しマシになるかなー。
ため息出るんだけどさ、ハノジと会うとやっぱり嬉しいから、なんとか共存していこうと思ってるんだよ、ハノジ基準の大切なものたちと。
頑張れ、私。