一度考え始めると、ぐるぐると脳内を支配して怒りが抜けていかない。
結局のところ、私が自分の自由に動こうとしたり、発言をすると、人格否定をされて深く傷つく、と言う母親から受けたトラウマの話。
なので、瞬間的に対応できないし、つい自分の心を守ろうとすると、結果的に自分を傷つけていると言う矛盾。
例えばハノジが、私の全く興味のない用事を言いつけてくる。
私は、興味もないしやりたくもないが、断ると、ものすごく傷つくような気がしてしまう。
そして、ハノジの苦手分野だと分かっているし、断ると相手が困ることも分かるので罪悪感を感じてしまう。
してあげたい、と思っているならいい。でも、やりたくない、と思ってやっていることもたくさんある。
それでも私は、罪悪感を感じたくないことと、自分が傷つきたくないことを優先するので、ハノジの言う通りにしてしまう。
→ハノジは、頼めばしてもらえると誤学習する。
→私は嫌なのにやってしまうので疲弊してくるし、気づかないハノジに腹が立つ
→我慢の限界を超えて別れる
多分、これまでの恋愛はほとんどこんな感じで別れてる。理由は違えど、私が我慢の限界を超えて別れる、と言う点は同じ。
私が言えていればいい、と言うのは、言うのは簡単だけど、人格否定にさらされて生きた心地がしない思いなどもうしたくない。だから私は我慢してしまうし、そこまで嫌なことでもない、と思うようにしてしまい、自分を自分で追い詰める。
相手のためを思ってなんてやっていない。言わば、喉元にナイフを突きつけられて仕方なく従っているにすぎない。恐怖と戦っているだけで、やらされているだけ。
そして、そんなことを繰り返しているうちに怒りだけが増幅していって、もう付き合っていられない!と別れてしまう。
でも、ハノジや過去の彼氏たちのせいではない(彼らにも悪いところもあったとは思うが)。
喉元にナイフを突きつけているのは、親の亡霊に支配された私。勝手な思い込み。傷つけられると決まっているわけじゃないのに、きっと怖い目に遭うよ、と私が私を追い詰める。
誰も、私の主張を怒ったりしない。
怒ったとしたら、その人が理不尽なだけなんだ。
そう思おうとしていても、恐怖がなかなか抜けない。
でも、昔よりはよくなってるよな。なんたって引っ越すことができたし、ハノジと暮らし続けている。
覚え書き。ネットから抜粋。
2-1. 現実と「過去からの反応」を分ける
怒られる恐怖心を感じたときに、現実と過去からの反応を分けることができると、恐怖心を軽減させられる可能性があります。
なぜなら、相手はあなたが感じているほど、怒っていない場合もあるからです。
目の前の光景が過去の経験と重なり、ついつい「きっと相手は怒っている=怖い」と考えがちになってしまいますが、本当はそこまで怒っていない場合もあります。
恐怖心によって余裕がなくなると、相手を冷静に見ることはなかなか難しいですが、可能な範囲で落ち着いて相手を観察したり、前後の行動を振り返ることで、「目の前の現実」と「過去からの反応」を分けて考えられれば、自分が感じていたほど相手の怒りが大きくないと気付けるかもしれません。