自由にたのしく、じぶんらしく

愛情表現は人それぞれ。

ゆらゆら

私の何気ない1日が、誰かの大切な1日になっているのかもしれない。

そんなことを思うような仕事をしていて、私が仕事を辞めることが、誰かのなにかを変えてしまうことがあり得て、そんなおおきな事じゃないけど誰かの人生にも多少なりの影響があって。

今までたくさんの恋愛をしてきて、わりと一方的に別れてきて、いろんな元彼の人生にもいろんな傷をつけてきたと思うから、ある意味、別れと言う意味ではたくさん経験をしてきているのだけど。

仕事は恋愛じゃないし、私の感情で相手との関係を終わらせる訳じゃない。だから、今日みたいな日を過ごしたあとは、転職することを悩む。

やむを得ない理由で終わることはあるだろうけど、本当にやむを得ないのかな?と思ってしまう。私が頑張ればいいんじゃないか、と。

でも、私でなきゃいけない理由があるのか?と言うと、多分そこまでじゃなくて。恋愛でもそうだけど、私と別れたあとの元彼たち全員の行く末は知らないが、結婚したり、誰かと付き合ったりしている人もいる。

だから必ずしも私が縛られる必要はないのだけど、私自身が心残りになるのなら、それはどうなんだろう、と言う話し。

 

私にとっての日常が、誰かにとっての非日常で、

私にとっての当たり前が、誰かにとっての特別で、

そんな風に過ごしていると、みんながたくさんのはじめての経験をして、それに対していろいろな感情を得て、もっと何かしたい、感じたい、と思ったときに、私に期待してくれることも嬉しいし、私ももちろんできる限りの提案をしたい。

これからも一緒にいられると思ってた人が目の前から居なくなるのは、普通にがっかりするよな。

私もみんなの笑顔が増えることを、もっと見ていたいと思う。

 

それでも。

ハノジとの生活を思うと、早く帰ってきてごはん作りたいと思うし、朝は寝ていたいと思う。

何が大事なのかと言われたら、もう分からない。全部大事。

みんなを抱きしめたい。みんな大事だよ、って言いたい。ずっと見守ってるし、誰の事も忘れない。でも、居なくなる人間の軽々しい言葉だな、と我ながら思う。

 

私の大切なことはなんだろう。

正解も不正解もない、この選択の中で、私は何を選んだら、迷わないだろう。

何を選んでも、手放した側には切なさが残る。

前回の転職もそうだった。私は前職が嫌いだったわけじゃないから、愛しさが残った。でも、日常に追われて、新しい仕事を覚えていくうちに、私にとって前職は過去になったし、私がいなくても当然だけど回るのだ。

「私が誰かのために存在していないといけない理由」なんて、存在しない。

私は、私のために生きる、それが私にとっての正解だ。

 

私が一番したいと思うこと。

きっと、ハノジに会えばハノジのために生きたいし、仕事をしていれば、みんなのために生きたくなる。

愛するなにかのために、全力で愛を注ぐのが私のやりたいことなのだとしたら、やっぱりどうしたらいいか分からない。

 

でも、やっぱりハノジなのかな。

仕事はチームプレイだから。私が消えても引き継ぐ人がいる。誰かの大きな傷になりませんように、と思うしかない。

 

ハノジとの生活を楽しく過ごしたい。

多分それだ。

 

揺らぐけど、文字にしてまとめたら、元の位置に戻ってこれた。

でも、揺らぐよ。仕方ないよね。仕事は好きなんだもの。