今日は、「尾崎豊を探して」を見てきた。
編集でいろいろ気になるところはあるものの、尾崎の圧倒的存在感に、編集とかそういうことじゃない。と、見終わってからは言葉がなかなか出ないくらい圧倒されてきました。
同僚と行ったのだけど、見終わった気持ちを持ったまま帰路につけなかったので、軽く呑む。
うまく消化できていないまま、お互いが尾崎のことを話して、気持ちを共有して、落とし込む。
尾崎は、歌、ではないのだと思う。
歌うことが生きる術、と言うか。俺は生きている、ということを全力で伝えることで、なんとか生きていたのではないかと、思う。
実際のところは、もちろん分からないし、人によって感じ方は違うだろう。
でも、これほどまでに、生きること、愛と真実と自由を、純粋にまっすぐに命がけで求め続けた人って、いるだろうか、と思ってしまう。
それに心を打たれてしまう。
凄かった。やはり尾崎はすごいと思ってしまう。
これほどまでに惹かれてしまうのは何故なんだろう、と話したら、同僚が、憧れなのではないか、と。
尾崎のようになりたい、とは思えないけど。
あんなにも純粋に求め続けることって、なかなかできることではないし、割りと適当にうまいこと社会で生きていけちゃう自分がいて、だからこそ逆に尾崎ほどの情熱は持てなくて。
それに対しての憧れなんじゃないか、と。
そうだなぁ。確かに、私は尾崎に焦がれて、憧れて、いるんだろう。
生前にライブ行きたかったな。
明後日には終わってしまう、2週間限定の上映。
見れて良かった。
尾崎ファンでなければ、一緒に見るのはなかなか難しい内容だと思う。
同僚がいてよかった。熱く語れる人がいて良かった。
明日からしばらく、通勤BGMは尾崎だな。